アウディジャパンは、新型のV型6気筒2.8L(リッター)FSIエンジンを搭載した「アウディ A6/A6アバント 2.8 FSI クワトロ」を本日より発売する。併せてA6シリーズの他モデルも装備の変更を行ない、ラインナップを強化した。価格は571万円から964万円。

アウディA6 ※写真は従来モデル

現行の「アウディA6」は、6世代目にあたり、日本での発表は2004年7月。アバント(ワゴン)は2005年6月から販売を開始している。両モデルの日本における2004年9月~2007年7月の販売実績は4,890台で、アウディ販売全体の約11%を占めている。

今回、アウディA6に搭載する新型2.8Lエンジンは、高効率のFSIガソリン直噴技術に加え、新しいバルブコントロール技術「アウディバルブリフトシステム」が搭載された。154kW(210PS)の最高出力と3,000~5,000rpmの範囲で280Nmの最大トルクを得ている。併せて摩擦抵抗の軽減などにより、旧2.8Lエンジンに比べて燃費が10%向上したという。

そのほか、アウディA6ラインナップ全体に、装備の充実、オプションの変更などが行なわれた。

アウディ A6/A6アバント 2.8 FSI クワトロに搭載される新型V6エンジン

FSIエンジンは、ガソリンを直接シリンダーに噴射するのが特長