「iTunes Store」が、The Beatlesの元メンバーであるRingo Starrのソロ作品を販売開始した |
Appleが運営するデジタルコンテンツのオンラインショップ「iTunes Store」が、The Beatlesの元メンバーであるRingo Starrのソロ作品を販売開始した。29日現在、日本のiTunes Storeでは、ファースト・ソロアルバム「Sentimental Journey」などの作品が購入可能。
日本のiTunes Storeが取り扱いを開始したアルバムは、「Sentimental Journey」と「Beaucoups of Blues」(邦題はカントリー・アルバム)、「Ringo」、「Goodnight Vienna」のソロ第1弾~第4弾と、ベストアルバム「Photograph: The Digital Greatest Hits」(パーシャルアルバム)の計5点。ベストアルバムを除いた4点は、DRMフリーのiTunes Plusフォーマットで購入できる。
楽曲にあわせビデオクリップの取り扱いも開始、日本のiTunes Storeでは「You're Sixteen」や「Only You」など計5点が販売されている。価格は各300円、音声フォーマットはSentimental Journeyを除きiTunes Plusが適用されている。
The Beatlesおよび元メンバーの作品は、長らくデジタル化されなかったが、著作権管理会社のApple CorpsとAppleの商標権を巡る争いが2007年2月に決着したことを契機に進展。5月には同じく元メンバーのPaul McCartneyの、8月には故John Lennonのソロ作品をiTunes Storeで取り扱い開始した。これで、The Beatlesの全盛期を支えた4人のメンバーのうち、iTunes Storeでソロ作品を扱わないのは故George Harrisonを残すのみとなった。