ソフトバンクモバイルは28日、KDDIが「CDMA 1X」の料金プランを「CDMA 1X WIN」の料金プランに統一したと発表したことを受け、同社の料金プランである「オレンジプラン(X)」と「オレンジプラン(W)」を統合した「オレンジプラン(WX)」を発表した。11月1日より新規および、プラン変更の申し込み受付を開始する。

オレンジプラン(WX)は、オレンジプラン(W)の料金プランをベースとしており、基本使用料、通話料、SMS送信料、S!メール送信・読出料はオレンジプラン(W)と同じ料金形態を引き継ぐ。また、パケット料金が1パケットあたり0.105円となり(現行のオレンジプラン(W)では0.21円)、学生割引の加入が可能となった。

新たに、平日昼間の通話料が安いプランの「デイタイムS」「デイタイムL」が追加される。デイタイムSの基本料金は3,990円で無料通信分はなし、平日昼間(8時~19時)の通話料が1分あたり21円、8時~19時以外の時間帯が同50.4円。デイタイムLが基本料金9,765円で無料通信が5,460円、平日昼間(8時~19時)の通話料が、1分あたり10.5円(相手がソフトバンク携帯電話の場合)、ソフトバンク以外は15,75円、8時~19時以外の時間帯が31.5円となっている。そのほか、オレンジプラン(X)で提供されていた中学生以下と60歳以上が対象の「キッズ・シニアプラン」がオレンジプラン(WX)にも引き継がれる。

これに伴い、オレンジプラン(X)(W)の新規加入およびプラン変更の申し込みは、10月31日で受付を終了する。なお、すでにオレンジプラン(X)(W)を契約中のユーザーは、今後も継続して利用することができる。