エポック社は9月から10月にかけ、『ドラえもん』のひみつ道具や野球盤に関連する玩具を、順次発売していく。

「ドラえもんひみつ道具」シリーズとして新たに登場するのは、音声を認識しリモコンのチャンネルを記憶してくれる「くうきピストル」。指先にはめ「バンッ!」と叫べば発射音が鳴るほか、登録した信号を発射しAV機器を操作することができる。4つのチャンネルを記憶できるため、テレビやビデオなど様々なものの操作が可能だ。また付属のドラえもんフィギュアの腕に、「くうきピストル」を持たせた状態で飾るなんていうことも。発売日は10月20日。価格は2,940円(ボタン電池2個付属)。

4つのチャンネル操作が行える「ドラえもんひみつ道具 くうきピストル」。楽しさのなかに実用性を加え、これまでの「ひみつ道具」シリーズとはまた違った面白さが生み出された

付属のドラえもんフィギュア。「くうきピストル」を腕にはめて飾ることも

昨夏の発売以来、実際に空気が打ち出せることで人気となった「くうき砲」。これまでにシルバーメタリックの限定版など3種類がリリースされたが、今回はスケルトンボディの「くうき砲 スペシャルゲーム7」となって登場する。内部構造がわかるスケルトンとなったことで、空気を打ち出す際の内部のメカニックな動きもしっかりと見ることができる。また大幅に増えたのが、付属品の数々。原作でもお馴染みの空き地に見立てて作られたジャンプ台や、土管、的など様々なものを用意。空気の力を利用した、バラエティー豊かな7種類の遊び方が用意された。10月20日発売で、価格は3,129円。

スケルトンボディが魅力の「くうき砲 スペシャルゲーム7」。内部構造をしっかりと見ることが可能。電池は不要

後部のレバーを引くことで、空気を発射できる。約3メートル先の的を倒すことが可能

そして誰もが手軽に遊べる「ひみつ道具」シリーズとして、「対決ころばし屋」と「どこでも大ほうゲーム」の2アイテムが登場。「対決ころばし屋」は、赤外線を発射する空気ピストルをころばし屋に向けて撃ち、ころばし屋を転倒させるというもの。「どこでも大ほうゲーム」はルーレットでプレイシートのどこに大砲を撃つかを決め、落ちた場所によって点数を競い合う。ともに9月下旬発売で、価格は1,050円。このほかにも低価格で遊べる「ひみつ道具」シリーズとして、様々な商品の投入が予定されている。

「対決ころばし屋」の、ころばし屋とくうきピストルのセット(ボタン電池3個付属)。赤外線の認識範囲は最大5メートル

「どこでも大ほうゲーム」には、大砲で飛ばすドラえもん人形も付属。電源は不要

最期に、日本各地の名物に扮する「ご当地ドラえもん」の5周年記念と、50周年を迎えるエポック社の野球版のコラボレーションとして登場するのが、「どこでもドラえもん 野球盤ジュニア」。盤面には「ご当地ドラえもん」の5周年を記念して行われた「どこでもドラえもん イラストコンテスト」の最優秀デザインが描かれている。これまでにもコラボレーションを行ってきた野球盤であるが、特定のキャラクターに特化した野球盤は珍しい。また野球盤での試合内容によってコマを進める、「日本旅行すごろく」が付属。ご当地ドラえもんに囲まれながら、野球盤とはまた違う楽しさを、すごろくで味わうことができる。10月13日の発売で、価格は1,200円。

「どこでもドラえもん 野球盤ジュニア」の本体。盤面には、様々なご当地ドラえもんの姿が。野球盤としての面白さも取り入れられ、投手はインコースやアウトコースへの投げ分けが可能

付属の「日本旅行すごろく」。野球盤での結果で、コマを進めていく。日本一周を目指そう

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