トヨタは、コンパクトクラスのハッチバック車「ヴィッツ(Vitz)」を一部改良して、8月27日より発売する。価格は107万1,000~162万7,500円。

ヴィッツ 1.3U ※オプション装着車(ライトパープルマイカメタリック)

ヴィッツはトヨタのコンパクトモデルとして高い人気を得ているモデル。今回の一部改良では、運転席と助手席のサイドエアバッグ、前後席にカーテンシールドエアバッグを全車に標準装備することで安全性能を高めた。外観では、全車にターンランプ付のドアミラーを標準装備し、フロントのバンパー・グリル・ヘッドランプ、リヤのバンパー・コンビネーションランプのデザインを変更(RS除く)。新たにボディカラー4色を設定した。

室内では、「I'll」「U」グレードの運転席に新開発の「快適温熱シート」を採用。長時間の乗車で負担がかかりやすい肩や腰、寒い日などに冷えやすい下肢部分にヒーターを配置することで、効果的に体を温めることができる。温度設定の切り替えも可能で、オールシーズンの使用が可能としている。

またスポーティグレード「RS」に、運転する楽しさをより高めるパドルシフト(1.5L・Super CVT-i)を採用したほか、従来の1.5L車に加え、1.3L車も追加設定された。あわせて福祉車両の「ウエルキャブ」シリーズもベース車と同様の改良が施され、助手席リフトアップシート車は、新リフトアップユニットの採用により、シート機能性・スイッチ操作性・フットレスト使用性などを向上させている。

ヴィッツ 1.5 RS※オプション装着車(ダークグレーマイカメタリック)

ヴィッツ 1.3U 4WD ※オプション装着車(ターコイズメタリック)