ダイムラー・クライスラー日本は、メルセデス・ベンツEクラスに「E 250」(セダン/ステーションワゴン)を追加するとともに、E 250の発売を記念して「E 250 デビューパッケージ」を本日より発売する。価格はE 250(セダン)が640万円、E 250ステーションワゴンが696万円、E 250 デビューパッケージが652万。なお、E 250(セダン/ステーションワゴン)の供給開始は本年11月以降を予定している。
「E 250」は、DOHC 2.5L(リッター)V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力150kW(204PS)、最大トルク245Nm(25.0kgm)/2,900-5,500rpmのパワーと、スムーズなエンジンフィーリングを備えつつ、静粛性と低エミッションを実現したという。Eクラスの基本性能、品格はそのままに、外装に16インチ7スポークアルミホイールやクローム付専用フロントグリル、内装にはユーカリプタスウッド・インテリアトリムや本革巻ステアリングを採用しつつ、比較的購入しやすい価格となっている。
安全面では、ほかのEクラス各モデル同様、電動シートベルトテンショナーや着座ポジションの強制復帰、ブレーキディスクの水膜を除去する機能、急制動に備える機能などを備えている。また、E 250は国土交通省による「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得している。
E 250をベースとした特別仕様車 「E 250 デビューパッケージ」は、全国限定500台で発売される。ボディタイプはセダンのみ。内装にブラックファブリックを採用し、外装色はカルサイトホワイトとオブシディアンブラック(各250台)の2色。そのほかの装備はE 300とほぼ同等となる。