松下電器産業はドライヤー、くるくるドライヤー、イオンスチーマーの3製品を発表した。ドライヤー「ナノケア」EH5442、くるくるドライヤー「ナノケア」EH8522、イオンスチーマー「ナノケア」EH2473の3製品はいずれもナノテクノロジーを応用した「ナノケア」シリーズの商品。価格はオープンで、推定市場価格はドライヤー「ナノケア」EH5442が2万円前後、くるくるドライヤー「ナノケア」EH8522が1万7,000円前後、イオンスチーマー「ナノケア」EH2473は3万5,000円前後。
ドライヤー「ナノケア」EH5442は従来品で採用していた「ペルチェ式 nanoe(ナノイー)システム」を引き続き搭載している。ブラッシング時の損傷を抑える、洗髪やカラーリング時のたんぱく質流出の防止、地肌の皮脂を低減させフケを抑えるといった効果があるという。新製品EH5442では電極を小型紡鐘電極にすることで噴霧効率の向上を実現。nanoe(ナノイー)の発生量を約20パーセントアップさせることで、より大量のnanoeを髪に噴霧することができる。新開発の「速乾ノズル」により従来品よりも乾燥スピードを約30パーセントアップ。同梱のセットノズルをつけることで効率的にセットすることが可能になっている。
くるくるドライヤー「ナノケア」EH8522も同様「ペルチェ式 nanoe(ナノイー)システム」を搭載している。くるくるドライヤーで本方式が採用されるのは業界初。nanoeによる髪への効果はドライヤー「ナノケア」EH5442と同様、ブラッシング時の損傷を抑えるなどの効果が期待できる。ブローブラシは2種類あり、フリーブローブラシはつまみを回してロール経を25mmから40mmの4段階に変えることが可能。細い経によるしっかりカールから太い経を使ったルーズカールまでスタイリングができる。
イオンスチーマー「ナノケア」EH2473は新搭載「冷マイクロミスト」が特徴。約25℃、直径約50μmの微細な粒子と冷却風が出る冷マイクロミスト。顔全体をしっかりと冷却し肌を引きしめる効果が期待できる。従来品から引き続き搭載されている温かいプラチナスチームは肌にハリと弾力を与え、温冷交互に顔に当てることで、より美しく健やかな肌をもたらそうとしている。温冷の組み合わせや時間を変えた3つのコース、「クリア肌コース」「ハリ・弾力コース」「皮脂ケアコース」が用意されている。使い手の肌のタイプに合わせてプログラムを選ぶことができる。
発売予定日はドライヤー「ナノケア」EH5442が9月1日、くるくるドライヤー「ナノケア」EH8522が11月1日、イオンスチーマー「ナノケア」EH2473が10月1日。