M-Audioはコンパクトなデスクトップ・スピーカー・システムである「Studiophile」シリーズに新製品を追加する。発売は共に8月25日を予定している。

コンパクトな2Wayスピーカー「Studiophile AV 30」(左)と「Studiophile AV 20」

「Studiophile AV 30」は3インチ・カーブド・コーン型ポリプロピレン振動板ウーファと3/4インチ・ドーム型シルク振動板ツイーターを搭載、限られたスペースでも豊かで温かみのあるサウンドを生み出す2Wayスピーカー。クリアでクリスプな高音域、深みのある低音域、優れた透明感とイメージングを提供するとしている。キャビネット素材はMDFで、防磁型となっている。

周波数特性は90Hz~20kHz、S/N比は90dB。入力端子はリアパネルにRCAピンプラグのLine In、フロントパネルにステレオミニプラグのAux Inと合計2系統を備える。出力はステレオミニプラグのヘッドフォン出力1系統だ。価格はオープンで、推定市場想価格は16,800円前後。

「Studiophile AV 20」は2インチ・カーブド・コーン型ファイバーグラス複合振動板ウーファと1インチ・ドーム型マイラー振動板ツイーターを搭載するコンパクトな2Wayスピーカー。キャビネット素材はMDFで防磁型、同価格帯のスピーカーで使用されるプラスチック・キャビネットでは得ることができなかった、正確でタイトな低音域を実現している。

周波数特性は120Hz~20kHz、S/N比は80dB。入力端子はリアパネルにRCAピンプラグのLine Inが1系統、出力はステレオミニプラグのヘッドフォン出力が1系統だ。価格はオープンで、推定市場価格は13,650円前後。

Studiophile AV 30/AV 20の両製品とも、定評あるM-Audioのスタジオ・モニターと同等の素材やアーキテクチャでデザインされており、パソコンと組み合わせることでプロフェッショナル・モニターのサウンドを体感できるという。また独自のOptImage IIIテクノロジーを採用することで正確なステレオ・イメージングを実現している。