ペンタックスは、スタイリッシュな超コンパクトボディで好評のコンパクトデジタルカメラ「オプティオS(Optio S)」シリーズの最新機種として、有効画素数1000万画素の「オプティオ S10」を発売する。顔認識機能などにも改良を加え、使いやすさを向上させたという。発売日は2007年9月13日。価格はオープンだが、推定市場価格は3万円台半ば。
「オプティオ S10」は、スタイリッシュなデザインのコンパクトボディが特長。外装には高級感のあるアルミ合金を採用し、スピンドル加工と併せて上品な外観に仕上げた。このボディながら、有効1000万画素のCCD(1/1.8型)を採用。2007年8月23日現在、有効1000万画素モデルで世界最小・最軽量だという。
顔認識機能も強化された。通常の顔認識のほか、肌の質感を滑らかに描写する「美肌」モードや、認識した人物を中心にトリミングして、自動的に上半身アップの構図で撮影できる「ベストフレーミング」モードを搭載している。また、高感度により手ブレや被写体ブレを軽減する「Digital SR」モードを装備する(記録サイズは5Mに固定)。「風景」「ポートレート」「夜景」「標準」の各撮影状況をカメラが自動的に判断する「オートピクチャー」モードも搭載した。
動画は、640×480ピクセル、30フレーム/秒の画質で撮影できる。記録形式にはDivXの「MPEG-4」動画フォーマットを採用し、高画質と長時間記録の両立を実現した。また、動画撮影時の手ぶれをソフトウェアにより補正する「Movie SR」も装備する。
メディアにはSD/SDHCメモリーカードを使用するが、約22MBの内蔵メモリーも搭載している。サイズは87(W)×54(H)×21(D)mm、重さは本体のみが110g、撮影時が130gとなる。