アクト・ツーは21日、米VMwareが開発したIntelベースのMacintoshシリーズ向け仮想化ソフト「VMware Fusion 1.0」を日本国内向けに発売した。当初は英語版のダウンロード販売にとどまるが、店頭でのパッケージ販売を順次進めるほか、今秋には日本語版の提供を予定している。価格は日本語版/英語版ともパッケージ版が15,800円、ダウンロード版が12,800円。
VMware Fusion 1.0は、Intel製CPUを搭載したMacintoshシリーズ(Intel Mac)を対象とした仮想化ソフト。エンタープライズ市場向けに豊富な実績を持つVMwareシリーズをベースに開発されたことから、VMware WorkstationやVMware ACEなど他のOSで動作するVMwareシリーズとの互換性を持つ。フルサポートされるOSは60種を超え、マルチコア対応や64bit OSへの対応をあわせると、他の仮想化ソフトより多くの種類のゲストOSを動作させることができる。
アクト・ツーでは、同社オンラインストアからダウンロード購入したユーザに対し、日本語版の開発が終了次第無償アップデートを提供する予定。また、VMware Fusionの取り扱い開始記念キャンペーンとして、ダウンロード版(英語版)を10,920円の特別価格で提供している。