ポルシェジャパンは、ミッドシップ スポーツクーペ「ケイマン(CAYMAN)S」の限定モデル、「ケイマンS ポルシェ デザイン エディション1」を限定15台で発売する。価格は953万円。ギアボックスは「ティプトロニックS」のみとなる。
「ケイマンS ポルシェ デザイン エディション1」は、35年前にポルシェデザインが製作した腕時計「クロノグラフ1」をデザインモチーフとしたもの。ボディカラーはブラック、インテリアにはアルカンターラ(スェード調の合成皮革)が組み合わせられる。
インスツルメントダイヤルもクロノグラフを手本にリファインされた。センターコンソールとダッシュボード、ドアトリムは黒くペイントされ、ステアリング ホイールとシフトレバー、サイドブレーキのグリップなどは黒いアルカンターラで覆われる。
技術面では、「ポルシェ アクティブ サスペンション マネージメント」(PASM)が標準装備となり、車高がノーマルのケイマンSと比較して10mmダウン。また、19インチの911ターボホイールを採用し、タイヤはフロントが235/35ZR19、リアが265/35ZR19となる。
同モデルにはブリーフケースと「フラットシックス」クロノグラフ、ポケットナイフと2つのサングラス、ペンとキーリングが付属する。これらはナイフの刃も含めて、すべてがクルマと同じブラックでコーディネイトされている。「ケイマンS ポルシェ デザイン エディション1」は世界限定777台の生産で、グローブボックスのふたにシリアルナンバーが刻印される。