今週は、ハードの情報からゲームやDVD、CD、フィギュアに至るまで、紹介するものがてんこ盛り。夏休みの学生もさることながら、サラリーマンの動きが見たいと、普段より遅めの17時台に秋葉原へ。予想どおり、道路から店の中まで人、人、人でごった返し。気温も高かったけれど、それにも劣らず秋葉原はやっぱり熱かった。
今週も既報のとおり、色とりどりのニンテンドーDS Liteが、ずらりと店頭を飾っていた。しかし、人気の「エナメルネイビー」や「グロスシルバー」は、アソビットゲームシティでは売り切れ状態。自分の欲しいカラーを見つけたら、早めに購入すべし。ちなみに、ショップでの価格は16,800円。
FF XIIのインターナショナル版が発売
スクウェア・エニックスから、プレイステーション 2専用ソフト『FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM』が発売され、各ショップではデモや陳列に力を入れていた。本作は英語ボイスとなるが、デモを見る限り違和感は感じない。むしろ、欧風の雰囲気が色濃かったキャラクターには合っていると感じた。今回は、新たに"ジョブ"の概念が追加。ライセンスボードも1種類から、ジョブごとに12種類を用意。さらに、ゲストキャラや召喚獣なども操作可能で、ガンビットの設定も可能となっている。また、ヤリコミ要素として、"トライアル"でボスクラスの敵やモブとの連戦が加わった。画面はワイドスクリーンモードに対応しており、16:9でも4:3のテレビでも美しい画像が保たれるようになっている。DVD「ARCHIVES & FF20th Anniversary」も同梱され、価格は5,780円(アソビットゲームシティ)。
『FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM』に負けじと、更にスペースをとって紹介されていたのが、バンダイナムコゲームスのニンテンドーDS用ソフト『SDガンダム Gジェネレーション CROSS DRIVE』だ。店頭では、『機動戦士ガンダムSEED』などの楽曲をエンドレスでかけ、ソフトの発売を強烈にアピール。アソビットゲームシティでの価格は、4,380円。
任天堂からは、ニンテンドーDS用ソフト『ドンキーコング ジャングルクライマー』が発売された。ドンキーコングをLボタンとRボタンで操作し、上下2画面で展開されるステージをクリアしていくアクションゲーム。アソビットゲームシティでの価格は、4,180円。
ソニー・コンピュータエンタテインメントからは、プレイステーションポータブル用ソフト『ワイルドアームズ クロスファイア』が発売。シリーズ最新作は"シミュレーションRPG"として登場。おなじみの「HEXシステム」も搭載されている。アソビットゲームシティでの価格は、4,380円。
アイディアファクトリーのプレイステーション 2用ソフト『翡翠の雫 緋色の欠片2』の通常版と限定版(設定原画集、コミカルドラマCD同梱)が発売。女性ユーザー向けに開発された恋愛アドベンチャーゲームだ。アソビットゲームシティでの価格は、通常版が6,279円、限定版が8,379円。
『らき☆すた』祭りはまだまだ終わらない!?
キングレコードから『ヒロイックエイジ I』『ヒロイックエイジ II』が、8日に同時発売された。2話ずつ収録されたこのDVDには、それぞれ初回製造分に、ジャケットイラストステッカーが封入されている。ショップでの価格は、各4,180円だった。
CDは『らき☆すた』から、「もってけ!セーラーふくRe-Mix001 ~7burningRemixers~」がランティスより発売。全部で7曲収録されているが、全て番組オープニングの「もってけ!セーラーふく」のリミックスとなっている。例えば「調子こいて玉砕ミックス」「メタボ対策Mix」(これで購入を決める人もいるかも?)、「青春orzミックス」などなどタイトルからすでに笑わせてくれる。ショップも大変な力の入れようで、壁一面『らき☆すた』が占めていた。ショップでの価格は、1,200円。
同じくランティスより、JAM Projectが歌うプレイステーション 2用ソフト『スーパーロボット大戦OG』のオープニング曲「Rocks」と、結城アイラが歌う『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の新オープニング「残酷よ希望となれ」が発売。価格は各1,200円。さらに、美郷あきの2ndベストアルバム「feel it」も発売となっている。「もう愛しかいらない」(TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』EDテーマ)や「くちびる白昼夢」(TVアニメ『ストロベリー・パニック』OPテーマ)などを収録。価格は2,999円。
ビクターエンタテインメントから、「マクロス25周年記念プロジェクト マクロス マキシマムBOX!」が初回生産限定商品として発売された。これまで同社からリリースされてきた「マクロスシリーズ」関連の8cmシングルを12cmシングルに再パッケージ化したもので、『超時空要塞マクロス』の主題歌「マクロス」も初となるシングルCD化。また、「私の彼はパイロット」の12cmシングルCD(飯島真理が歌うPart1、Part2、そして02年のセルフカバーのほか、ALI PROJECT、桜井智、各々のバージョンを収録したスペシャルCD・5曲入り)が特典として同梱されている。価格は5,980円。
ジェネオン エンタテインメントからリリースされたKAORIの1stアルバム「re;stratosphere」も陳列されていた。『この青空に約束を-~ようこそつぐみ寮へ』のオープニング曲をはじめ、全12曲が収録されている。価格は3,150円。キングレコードからは、アイぽんこと野中藍の3カ月トリプルリリースの第一弾である、「チアルーガ!」が発売。同曲のPVクリップを収録したDVD付きで、価格は1,890円。
富野作品のアイテムが多数発売
壽屋から、『ファイト一発 充電ちゃん!!』の「ぷらぐ」が絶縁体スーツver.で登場。注目は、お尻から延びている尻尾(アース線)と脱着可能な黒いアンダーパーツか。1/7スケールのPVC、ABS塗装済み完成品で、価格は5,040円。また、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』より、「水瀬伊織」が1/8スケールで発売。PVC.ABSの塗装済み完成品。彼女のチャームポイントである"おでこ"も忠実に再現。価格は4,410円。
同じく壽屋から、懐かしのロボットアニメ『魔動王グランゾート』より、地と火を司る魔動王・グランゾートが、「S.U.G.O.I アクションフィギュア」にて発売された。アニメでのフェイスモードへの変形も再現可能で、"地の神の剣"である「エルディカイザー」も付属する。コトブキヤラジオ会館店では、かなりの人気商品だったようで、手にとって見ている人が多かった。価格は6,090円。
コナミからは、『天元突破グレンラガン』の主役ガンメンであるグレンラガンが9日に発売された。差し替え用ドリルパーツとジオラマボードが付属する。高さ約15cm、彩色済みフィギュアで、価格は3,990円。
バンダイからは「IN ACTION!! OFFSHOOT ビルバイン」と「IN ACTION!! OFFSHOOT ダンバイン」が同時発売。富野作品の中でも特に根強い人気を誇る『聖戦士ダンバイン』に登場した主役オーラバトラー2体が、塗装済み完成品のフルアクションフィギュアとして甦った。ビルバインには、オーラ・ソード・ライフルが2種類付属し、ウイングキャリバー形態への変形も可能だ。価格は各2,100円。
同じくバンダイから「HCM-Pro SP-003 νガンダム」が発売。光沢感のあるパールホワイトコーティングが施されたスペシャルペインテッド版で、オリジナルデザインを含む精密なマーキングは実に全身50カ所以上とのこと。フィンファンネルをはじめ、ほとんど全ての武器が組立済み。価格は5,040円。
トイズワークスからは、『ちょこっとSister』のヒロイン・ちょこの「くろねこにゃんver.」と「しろねこにゃんver.」が発売。それぞれ1/8スケールで全幅約17cm、全高約6cmの塗装済み完成品となっている。ちょこの無邪気な顔とポーズのギャップがかわいく、こんな妹がいたら毎日楽しいだろう……と思わせる作品。価格は5,800円。
取材を終えて
今週は、ご覧のとおりアニメ関連のCDタイトルが多数発売された。フィギュアに関しては、12日にワンダーフェスティバル、18、19日にはキャラホビ2007が開催され、後に店頭を賑わすニューアイテムがお披露目されるだろう。秋葉原の夏は、まだまだ終わりそうにない。