オリンパスイメージングは、ICレコーダー「Voice-Trek」シリーズの新モデル「V-41」「V-13」を発表した。発売は9月7日で、オープンプライス。推定市場価格はV-41が1万6,000円前後、V-13が1万円前後。
メモリ512MBを搭載した「V-41」 | 電池ケース部分を外すとUSBポートにダイレクトに接続できる |
音声フィルターなどが追加されて録音内容が聞き取りやすくなったエントリーモデル「V-13」 |
Voice-Trekシリーズは、USBポートへの直挿しで知られるICレコーダー。V-41は、「WMA高音質モード」「MP3再生機能」「ローカットフィルター」「音声フィルター」「ノイズキャンセル」といった上位機種であるV-61/V-51と同じ機能を備え、メモリのサイズのみ512MBとしたモデル(V-51は1GB、V-61は2GBのメモリを搭載する)。同シリーズは、録音の際のファイル形式としてWMAを採用しており、512MBのメモリを搭載していれば、ステレオXQで約8時間45分、LPなら約138時間30分の録音が可能だ。機能は必要だが、録音する時間はそれほどでもないという人は、その分低価格なV-41という選択もあるだろう。
一方のV-13は、エントリーモデルである「V-11」の高機能版といった位置付け。V-11では64MBだった内蔵メモリのサイズが256MBに増やされ、ローカットフィルターや音声フィルターなどの機能も搭載された。ローカットフィルターは、録音時に空調などの音をカットするフィルターで、音声フィルターは、再生時に人の声の帯域のみを強調するフィルター。録音時間は、HQモードで約17時間35分、SPモードで約34時間40分、LPモードで約69時間となっている。V-13は、モノラルでの録音のみ可能。
電源は、どちらも単4電池×1を使用する。アルカリ電池を使用した場合の連続録音時間は、V-41が約21時間(モノラルLPモード)/14.5時間(ステレオSSPモード)、V-13が約21時間(モノラルLPモード)。連続再生時間は、スピーカーの場合、V-41は約7時間、V-13は6時間、イヤフォンの場合、V-41は約15時間、V-13は約13時間となっている。