サントリーは10月23日、2007年収穫の鹿児島県産さつまいもを使った「本格焼酎 黒丸新酒」を発売する。さつまいもの品種は黄金千貫(こがねせんがん)に限定しており、さつまいもの甘くこうばしい香りと若々しく豊かな味わいが特徴だという。容量720mlで希望小売価格は1,202円(税抜)。

「本格焼酎 黒丸新酒」

焼酎「黒丸」は、明治元年創業で薩摩の名門蔵元といわれる濵田酒造とサントリーとの共同開発で2003年に発売された商品。今回発売となる「黒丸新酒」も同酒造が手がけており、黒丸と同様に黒麹仕込みになっているとのこと。

「一般的に焼酎は、時間が経つと風味が安定していきます。しかし新酒にはできたてならではの味わいがあり、特に鹿児島では昔からその年の収穫や焼酎造りを祝う酒として新酒を楽しむ風習があります。黒丸新酒はお湯割りにすると、さつまいも特有の甘くホクホクとした風味が一層引き立ちます」(サントリー広報)。

なお、「黒丸新酒」は期間限定発売ではないが、12万本の数量限定発売を予定しているという。