シャープ、2007年モデルのセラミックヒーター/加湿器/ホットカーペット発表

加湿能力アップ、加湿フィルターの自動洗浄機能搭載加湿セラミックファンヒーター

HV-U70CXは、約8畳用のセラミックファンヒーターに、加湿器としての機能をプラスした製品。昨年モデルの「HX-125CX」では500mL/hだった加湿能力が、520mL/hにアップされている。 同社の加湿セラミックフィルターは、「除菌イオン」機能の搭載が特徴。また、昨年モデルに引き続き、「除菌イオンシャワー」ボタンも搭載。帰宅時などに、雑菌やカビ菌などを除去するためのボタンで、約15分間、除菌イオンを強力に発生させる。

2007年モデルでは、新たに「自動加湿フィルター洗浄機能」も搭載。運転停止後、30秒間加湿フィルターに水を滴下させて洗うというもの。この機能の搭載により、フィルターの寿命も約12か月(1年間に6か月使用した場合には2年間)となった。

吹き出し口が取り外しでき、手入れが簡単に

HV-U70CX/50CXはハイブリッド式のモデル。ヒーターの温風による素早い加湿と、常温での気化の両方をミックスした方式。本体内の送風抵抗を減らすことで、消費電力を減らしている。昨年モデルでは、HV-T70CXで1,795円、HV-T50CXで1,240円程かかった強連続運転時の1か月の電気代が、HV-UCXで1,530円、HV-U50CXでは980円程度にまで抑えられている。もう1台のHV-U30CXは、ヒーターを内蔵したモデルに比べて加湿の速度は落ちるが、その分消費電力は少なくなる気化式のモデル。

2007年モデルでは、「ワンタッチ着脱式吹出口」を採用した点がポイント。吹き出し口をワンタッチで取り外せ、そのまま水洗いすることが可能となった。

また、HV-U70CX/50CXには、加湿セラミックヒーター同様、除菌イオン機能を搭載。除菌イオンシャワー機能も搭載される。

加湿フィルターは、月に1度手入れをすることで、約18か月(1年に6か月使用する場合約3年)の寿命となった。

加湿量は、HV-U70CXで680mL/h、HV-U50CXは50Hz地域で500mL/h、60Hz地域で490mL/h、HV-U30CXは50Hz地域で270mL/h、60Hz地域で300mL/hとなっている。適用できる広さは、HV-U70CXが18畳まで、HV-U50CXでは、50Hz地域で14畳まで、60Hz地域で13畳まで、HV-U30CXでは50Hz地域で7畳まで、60Hz地域で8畳までとなっている(プレハブ洋室の場合)

2007年モデルはデザインの変更のみ - ホットカーペット

ホットカーペットは、機能的には昨年モデルとの変更はなく、カバーのデザインのみの変更となっている。「HJ-U10F-C」が1畳用で「HJ-U15GX-C」が1.5畳用、「HJ-U20GX-C」「HJ-U20EX-H」が2畳用、「HJ-U30GX-C」「HJ-U30EX-H」が3畳用。

すべてのモデルに「防ダニ忌避加工」を採用(1畳用モデルでは本体表面に、1.5畳用以上のモデルではカバーに)。さらに、1畳用のモデルでは本体が、1.5畳以上のモデルではカバーが丸洗いできる。

また、1.5畳用以上のモデルでは、ホットカーペットの1/2ずつ温度調節が可能な「どっちも温調コントローラー」も搭載される。

種類	型名	推定価格
加湿セラミックヒーター	HX-126CX	2万5,000円前後
加湿器	HV-U70CX	2万5,000円前後
	HV-U50CX	2万1,000円前後
	HV-U30CX	1万7,000円前後
ホットカーペット	HJ-U30EX-H	2万8,000円前後
	HJ-U20EX-H	2万円前後
	HJ-U30GX-C	2万5,000円損後
	HJ-U20GX-C	1万7,000円前後
	HJ-U15GX-C	1万5,000円前後
	HJ-U10F-C	1万1,000円前後