フィンランドNokiaは7日、デザインに特徴のある新たなファッション携帯シリーズ「Prism collection」を発表した。ダイヤモンドカットのデザインを取り入れ、黒を基調としたシャープなボディはスタイルに敏感なユーザーをターゲットにしているという。「7900 Prism」「7500 Prism」の2機種が用意される。発売はいずれも今年第3四半期で、価格はそれぞれ400ユーロ、210ユーロ(いずれも税抜き)の予定。7500はすでにアジア地域などで発売されている。
「Nokia 7900 Prism」はW-CDMA 2100MHzとGSM 850/900/1800/1900MHzに対応する。サイズは112×45×11mmのストレート形状で重量は101g。ディスプレイは有機ELのQVGAサイズで16万色表示に対応する。背面には8倍デジタルズームに対応した2メガピクセルカメラを搭載している。内蔵メモリは1GBで外部メモリスロットは非搭載。
バッテリー残量や電波状況、時間によって変化する「living wallpaper」に対応し、待ち受け画面の変化を常時楽しむことができる。またディスプレイのみならずキーマット部分も含めた端末の前面全体を49種類のイルミネーションで光らせることもできる。着信時やメッセージ受信時など、状況に応じて発色パターンを変えることも可能だ。
「Nokia 7500 Prism」は7900 Prismの姉妹機で、GSM 850/900/1800/1900MHzに対応する2G専用機。サイズは109×43.9×14.4mm、重量は83g。本体側面にはアクセントとしてネオンカラーのラインがはいっている。
内部メモリは30MBだが、microSDカードを利用して2GBまで拡張することができる。またPCのWindows Media Playerとの連携やスキンを変更可能な音楽プレーヤーを搭載するなど、メディアプレーヤー機能も強化されている。再生可能なメディアファイルのフォーマットはH.264/MPEG-4/WMV/MP3/AAC/eAAC+/WMAで、DVDクオリティの動画の再生にも対応しているという。
なお、Nokiaのファッションラインはこれまで「Distinctly Bold Collection」「L'amour Collection」とシリーズ化されており、今回のPrism Collectionはそれらに続く3世代目のシリーズとなる。