マツダは、同社のロータリーエンジン車発売40周年を記念した限定車「RX-8 ロータリーエンジン40周年記念車」を本日より発売する。6速MT(マニュアルトランスミッション)車、6速AT(オートマチック)車が用意されるが、価格はともに315万円。販売台数は限定200台としている。
マツダは、同社初のロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」を1967年に発売し、その後も「ファミリアロータリークーペ」、「サバンナ」、「RX-7」、「ユーノスコスモ」などのロータリーエンジン車を生産・販売し続けてきた。現在では燃費や環境面においてロータリーエンジン技術の向上に取り組んでいる。
「RX-8ロータリーエンジン40周年記念車」は、「RX-8 TypeS(6MT車)」および「RX-8 TypeE(6AT車)」をベースとして、「コスモスポーツ」をイメージした本革+スエード調人工皮革のシートや、専用ボディカラーとしてクラシカルな印象のマーブルホワイトを採用した。インテリアではステアリングホイール、パーキングブレーキレバー、シフトノブに専用黒革を使用。アルミペダル&フットレストなども装備する。
ロータリーエンジンは、ロータリー特有のスムーズな吹き上がりの良さを最大限に追求。足回りには「RX-8」専用仕様のビルシュタイン社製ダンパーや発泡ウレタン充填フロントサスクロスメンバーなどを特別装備することにより、さらに上質な走りおよび乗り心地を実現しているという。ホイールにはダークシルバーの高輝度塗装18インチアルミホイールを採用した。