シャープは加湿空気清浄器の新モデル「KC-C150」「KC-C100」「KC-C70」を発表した。発売は9月12日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格はKC-C150が7万円前後、KC-C100が5万円前後、KC-C70が4万円前後。
新モデルは、ハウスダストなどの吸塵スピードが大幅に向上したことを特徴としている。これは、新開発の「ななめ20°新気流」によるもの。本体背面の全面から吸気を行い、本体上部から真上よりも20°後方に傾けた向きにきれいな空気を放出する。これにより、真上に空気を放出するよりも効果的に室内空気の循環が可能になり、結果的に、ハウスダストなどの吸塵効率が1.5倍にアップしているとのことだ。さらに、本体内の風路を楽器のホルンのような構造にすることで送風効率をアップ。風量も、昨年モデルの5.1m3/分からKC-C150では7.0m3/分へと、1.2倍にアップしており、これにより、トータルでの吸塵効率は、昨年モデルの約2倍になったとのことだ。
また、最上位機種のKC-C150では、除菌イオン発生装置を2台搭載しており、除菌イオン発生装置が1台のモデルの2倍の速さで臭いや静電気などを除去することが可能。
空気清浄器を使用していて、問題になるのが、実際に効いているのかよく分からないという点だが、KC-C150/100では、本体前面に9段階の表示を行うハウスダストモニターを搭載。部屋の空気の汚れを検知すると「強力自動運転」を行う。空気の綺麗さに応じて表示が変化する。また、従来は3段階だったパワーの切り替えもよりきめ細かに行うようになっており、空気清浄の速度アップが図られている。
加湿能力は、KC-C150では760mL/h。ローター方式の加湿フィルターを採用している。加湿を行わない場合には加湿フィルターが水に触れない構造となっており、フィルターの寿命も約2倍に伸びている。
主な仕様 | |||
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最大風量 | 除菌イオン | 加湿能力 | |
KC-C150 | 7.0m3/分 | ツイン | 760mL/h |
KC-C100 | 5.1m3/分 | シングル | 600mL/h |
KC-C70 | 3.5m3/分 | シングル | 450ml/h |