フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、「Windows SideShowガジェット・アプリケーション・プログラム開発コンテスト」を開催、1日より作品の募集を開始した。期間は10月31日まで。主催はフリースケールで、後援はマイクロソフト、アイ・オー・データ機器、九十九電機の3社。

Windows Vistaの新機能「SideShow」で動作するガジェットを開発し、その楽しさ、便利さ、アイデアの新規性やユニークさなどを競うコンテスト。SideShowの動作には小型の補助ディスプレイが必要となるが、参加者(50名限定)向けには、フリースケールのSideShow開発キット「MXSDVK」(通常約6万円)が特別価格15,450円(送料込)で提供される。

「MXSDVK」のリファレンス・ボード。ARM920Tコアをベースとしたi.MXSアプリケーション・プロセッサを搭載

コンテストへの参加要件は、Windows VistaがインストールされたPCを所有していることと、自分でプログラムを作成できることなど。SideShowガジェットの開発にはSDKが必要だが、これはマイクロソフトのWEBサイトから無償ダウンロードすることができる。

11月中旬に審査結果の発表と表彰式を行い、最優秀賞(1点)には、10万円の商品券と副賞が進呈される。そのほか、優秀賞(2点)はマイクロソフトとアイ・オー・データ機器の提供商品、参加賞(プログラム提出者全員)はツクモEXカード3,000ポイントとフリースケール特製ノベルティなどとなっている。

フリースケールの高橋恒雄・代表取締役社長は、「SideShowにより利用可能となる新たな画面には、アイデア次第でさまざまな使い道が生まれてくる可能性があります。このコンテストにより、たくさんのSideShowガジェットが開発され、Windows SideShowの世界が広がることを期待しています」とコメントしている。