キヤノンは、「iVIS」シリーズのハイビジョンムービー「HG10」を発表した。発売は9月上旬で、オープンプライス。推定市場価格は14万円前後。
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容量に余裕のあるHDDにハイビジョン撮影を行う「HG10」 |
同社は、miniDVテープをメディアとして使うHDV仕様のハイビジョンムービー「HV20」やAVCHD仕様で8cmDVDに記録を行う「HR10」などのムービーを発売しているが(HR10は8月下旬発売予定)、今回発表されたHG10はAVCHD仕様で、同社としては初めてメディアに内蔵HDDを使用する。
HDDは1.8インチの40GB。長時間録画モードのLP(約5Mbps)で撮影を行った場合には約15時間、最高画質であるHXPモード(15Mbps)で撮影を行った場合でも、約5時間30分の撮影が可能だ。受光素子はHV20/HR10などと同じ、同社製の1/2.7型フルHD CMOSセンサーを採用。BSデジタル放送などと同じ1920×1080の解像度で読み出しを行う(記録時の解像度は1440×1080画素)。映像エンジンも同様に「DIGIC DV II」を採用している。レンズも同様に、光学10倍ズームの「キヤノン HDビデオレンズ」。
