Appleは7月31日(米国時間)、Mac OS Xの最新セキュリティアップデータ「Security Update 2007-007」の配布を開始した。提供されるアップデータは、Mac OS X 10.4.10 サーバ / クライアント版それぞれに対応したPowerPC / ユニバーサルバイナリと、Mac OS X 10.3.9 Server / Clientの計6種。
- Security Update 2007-007 (10.3.9)
- Security Update 2007-007 (10.3.9 Server)
- Security Update 2007-007 (10.4.10 PPC)
- Security Update 2007-007 (10.4.10 Server PPC)
- Security Update 2007-007 (10.4.10 Universal)
- Security Update 2007-007 (10.4.10 Server Universal)
セキュリティアップデータにより修復される問題箇所は、Mac OS X 10.4.10が25カ所、Mac OS X 10.3.9が21カ所。悪意のもと作成されたPDFにより任意のコードが実行されるPDFKitの脆弱性や、HTMLコメントがクロスサイトスクリプティングの原因となるWebCoreの脆弱性など、前回のセキュリティアップデータ配布以降に発見されたセキュリティホールが修正される。