ピンセット型ハンダごて - 名古屋大学大学院

新エネルギー・産業技術総合開発機構のブース内では、名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻ヒューマンシステム工学研究グループの「電動ハンドおよびSMTピンセット型ハンダゴテ装置の研究開発」を展示した。

細長い柱状の部材や薄い板状の部材は押し付ける力に弱いという性質(座屈)を利用した小型ピンセットである。ピン先を電熱させることでハンダごてに応用したという。ピン先の開閉は自動化されており、片手での作業が可能になる。

名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻ヒューマンシステム工学研究グループが開発したハンダごて装置

薄い金属板を折り曲げ、座屈現象を利用することで、少ない移動距離で大きな曲げ角度が得られる点に着目して開発した