パラマウント ホーム エンタテインメントは31日、2007年下半期のラインナップ発表会を行い、スペシャルゲストとして人気お笑いコンビ・くりぃむしちゅーが登場。現在、全米で放送中の人気ドラマ『4400-フォーティ・フォー・ハンドレッド-』シーズン4に出演することを発表した。

同作のファンという2人は、昨年"日本特別捜査官"に就任。「一度このドラマに出てみたい!」という熱意が届き、今回の出演が決まった

『4400-フォーティ・フォー・ハンドレッド-』は、『新スタートレック』などの脚本を手がけるルネ・エチェリアが企画を担当したSFミステリードラマ。過去半世紀にわたって各国で行方不明となっていた4,400人が、ある日何の前触れもなく宇宙から光の球体と共に舞い戻る。彼らは失踪時からまったく年を取っていない上に、予知能力や超人的なパワーなど不思議な能力を身に着けていた。その謎を解明すべく、アメリカ国土安全保障省(DHS)の捜査官が立ち上がる。

フランシス・F・コッポラも同作の製作総指揮に名を連ねている

くりぃむしちゅーの役どころは、DHSの捜査官。主演のジョエル・グレッチと一緒に捜査をするという触れ込みだが、有田哲平は「メジャーで腕のある俳優を、ということでオファーがあったんですよ。まぁ、僕らも日本のスターですから、気に入ってもらったみたいですけどね」と堂々と語る。「オレたちのところにオファーなんか来ないだろ。どんだけ、スター気取りなんだよ!」と上田晋也からすかさずツッコミが入ったが、2人にはちゃんとターニャ・B・スレイタース(有田)、サンディ・B・シュルツ(上田)という役名もあるという。有田も「日系二世の役です。人種のせいで、さまざまな圧力があったけど、頑張って今の地位に就いた、みたいな。3日間、スタッフと打ち合わせを重ねて撮影に臨みましたね」と。しかし、上田が「こいつの言い方に腹たったんで言いますけど、ぶっちゃけ通行人役ですよ!」と暴露。せっかくの全米デビューのお披露目にとんだオチがついてしまった形に!?

ジョエル・グレッチ(右端)とジャクリーン・マッケンジーと仲良く記念撮影

撮影現場にて、捜査官のIDカードを証拠写真に

現場では人気者だったという有田。ジャクリーンとはラブラブな関係に!?

さらに上田は「全米といってもハリウッドとは一言も言ってないでしょ? 撮影現場はバンクーバーの片田舎でしたから。何にもないところなんですよ」とコメント。とんだ"全米"デビューになったようだが、セリフもあり、しっかりと画面に映っているということなので「"ウォーリーを探せ"気分で見てもらえればと思います(笑)」という上田の言葉通り、マニアックな楽しみ方もできるようだ。

アメリカではシーズン4が8月よりオンエア予定となっており、日本ではシーズン1&2のDVDパックが9月21日に発売される。また、シーズン3のDVDリリースは今秋とのこと。

『4400-フォーティ・フォー・ハンドレッド- シーズン1&2イッキ見パック』
9月21日発売 12,390円
パラマウント ホーム エンタテインメント