マツダは、軽乗用車「スクラムワゴン」と軽商用車「スクラムバン」の仕様を一部変更し、7月30日より発売する。価格はスクラムワゴンが124万4,250円から171万1,500円、スクラムバンが87万9,900円から116万5,500円。
「スクラム」は、1989年に初代が発売されたワンボックス型軽自動車で、2005年にフルモデルチェンジを受けている。今回の一部改良では、全機種でフロントシート座面の縁部分に厚みをもたせるなどしており、内装の質感と快適性を向上させたとしている。仕様等に大きな変更はなく、2WDと4WDモデルが選択可能。なお、「スクラムワゴン」にはターボモデルも用意されている。
軽乗用車の「スクラムワゴン」は、「PX」「PXターボ」のシートとドアトリムに落ち着いたブラウン系のファブリック地を、上級機種「PZターボ」のシートにはスポーティな印象のベージュ系のファブリック地を採用。ボディカラーには、紫系の「ミステリアスバイオレットパール」を追加し、全4色となった。また「PZターボ」は、フロントメッキグリルのデザインを変更し、ディスチャージヘッドランプなどを追加。さらに、センタースピーカーをインパネ中央に配置した。
また、軽商用車の「スクラムバン」は、上位モデルの「バスター」に落ち着いたブラウン系ファブリック地、「PC」にはグレー系のファブリック素材を新たに使用。ボディカラーにはバスター専用の濃紺系「ブルーイッシュブラックパール3」を追加し、全3色となった。