ソフトバンクモバイルは27日、同日NTTドコモが新割引サービス「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」を発表したことを受けて、同社対抗の料金プラン「ブループラン」の利用者を対象に、割引サービス「家族割引MAX50」「自分割引50」を導入すると発表した。ともに9月1日から受付および提供を開始する。

ソフトバンクモバイルでは、6月26日にNTTドコモがファミ割MAX・ひとりでも割引を発表した際、それに追随してブループラン用の割引サービス「家族割引MAX」および「自分割引(ブループラン)」を発表していた。今回ドコモが2サービスの名称・内容を変更し、初年度から最大割引率の50%を適用すると発表したことにあわせ、ソフトバンクでも同様の変更を行った形。ともに2年間の継続利用を条件にしており、家族割引MAX50は家族割引に加入している利用者向け、自分割引50は家族割引に加入しない利用者向けのサービスとなる。2年間の契約期間途中での解約には契約解除料9,975円が必要。

同社ではNTTドコモとほぼ同体系の料金プラン「ブループラン」、KDDI向けの同「オレンジプラン」を用意しており、他社が新しい料金施策を発表した際にはこれらのプランへ対抗サービスを24時間以内に追加する方針をとっており、今回もそれに沿ったもの。7月20日にKDDIが「誰でも割」を発表した際も、オレンジプランに「新・自分割引」を発表して追随していた。