三菱電機は、スチームオーブンレンジ「石焼厨房」シリーズ、「RO-EV100」「RO-EV10」を発表した。発売は9月上旬。オープンプライスで、推定市場価格は、RO-EV100が14万8,000円前後、RO-EV10が10万8,000円前後。
このところ、過熱水蒸気機能を搭載したハイグレードなスチームオーブンレンジのリリースが相次いでいるが、今回発表されたRO-EV100/10もその1台。
もちろんRO-EV100/10でも、過熱水蒸気機能の向上も図られているが、最大の特徴となっているのは石板の搭載だ。RO-EV100/10では、庫内の左右両面と底面に石板を設置しており、従来モデルの約2.4倍の遠赤外線を発生することが可能となっている。また、石板には蓄熱効果もあるため、高温を安定的に維持可能。外側をかりっと焼き上げることが可能としている。オーブン機能は、340°Cまでの高温調理が可能(RO-EV10は320°Cまで)。また、RO-EV100には、ピザを焼く際に遠赤外線効果をアップするピザプレートも付属する。
スチーム機能では、370°Cの過熱水蒸気を発生させることが可能。また、過熱水蒸気の量を調節することで、脱脂や脱塩の度合いを調整可能。脱脂率は最大で28%、減塩率は最大で19%となっている。
また、庫内容量30Lの2段オーブンでありながら、新開発の薄型ファンユニットの採用により、幅508mm×高さ414mm×奥行き400mmというサイズを実現。側面は断熱構造となっているため、両側面を壁につけて設置することもできる(背面は2cmのスペースが必要)。
操作面でも改良が加えられており、RO-EV100では、オーブンレンジとしては初めてソフトドアダンパーを採用。さらに、操作の状態によって色が変わるカラー液晶パネルと、メニューなどを表示するためのサブ液晶パネル搭載されている。
料理研究家の小田真規子氏と共同開発した特別おもてなし料理を初めとする365種類のレシピが掲載されたメニューブックも付属する。