シグマは、超音波モーターを搭載したニコン用デジタル専用設計レンズ「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO HSM」と「18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM」を発表した。カメラ内部にモーターを持たないD40、D40xを含む全てのニコン製デジタル一眼レフカメラでオートフォーカスが可能になる。発売予定日は17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO HSMが8月26日、18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSMが8月3日としている。
「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO HSM」は、2006年1月に発売された「17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO ニコン用」に超音波モーターを組み込みこんだデジタル専用大口径標準ズームレンズ。マクロ並の近接撮影を可能にし、ズーム全域で最短撮影距離20cm、最大倍率1:2.3。ワーキングディスタンスが3cmと短く、被写体に近づいて撮影できる。非球面レンズ、特殊低分散ガラスを採用することに軽量・小型化と高画質化を実現した。
レンズ構成は12群15枚。絞り羽枚数は7枚。最小絞りはF22、フィルター径はφ72mm。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカスを採用。レンズの自重落下を防ぐズームロックも搭載している。サイズはφ79×82.5mm、重量は490g。花形フードが付属する。価格は65,800円(税別)。
「18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM」は、やはり2006年10月に発売された「18-50mm F2.8 EX DC MACRO ニコン用」に超音波モーターを組み込んだデジタル専用大口径標準ズームレンズ。ズーム全域で開放値F2.8、最短撮影距離20cm、最大倍率1:3を実現する。スーパーマルチレイヤーコートを採用することでフレア・ゴーストの発生を軽減した。
レンズ構成は、非球面レンズと特殊低分散ガラスを含む13群15枚。絞り羽枚数は7枚、最小絞りはF22、フィルター径はφ72mm。インナーフォーカスを採用サイズはφ79×83.2mm、重量は535g。花形フードが付属する。価格は75,300円(税別)。