説明を行ったインターレックスの佐藤健次 代表取締役 |
インターレックスは、カード型ソフトウェアライセンス販売「L.A.C.(らっくん)サービス」の説明会を開催した。
「L.A.C.(らっくん)サービス」を提供するショップは、ソフトウェアのライセンスとなるキーが印字されているL.A.C.カードを店頭に設置。ユーザーはソフトウェアをインターネット経由でサーバーからダウンロードし、印字されているキーを購入し入力することでソフトウェアを利用できるようになる。サービスのベースは、@niftyやYahoo!で採用されているソフトウェアライセンス管理技術「Buddy」。2004年からサービスを開始しているが、セキュリティなどで特にトラブルなどを起こしたことはないという。
「L.A.C.(らっくん)サービス」導入のメリットとして、販売店側では店舗にソフトウェアのパッケージを置く必要がなく、委託販売のため在庫リスクがない点が挙げられる。また、売り場面積の省スペース化も図れる。ビジネスアプリからゲームソフトまで常時100点以上を販売可能となっている。
ユーザー側にとっては、いつでもどこでも利用できることがメリットの1つ。たとえば、出張先で他人のPCを使ったとしても、ユーザー個人の専用サイトにアクセスし、ソフトウェアの使用権を行使することで、自分が購入したソフトを別のPCでも利用できるようになる。しかも光磁気ディスクなどと違い、紛失や破損の心配がない。
すでにノベルティとして、新たな展開も開始されている。その1つが、BMWとのコラボレーションでノベルティグッズとしての配布。今回は、「iPodでどこでも英会話 準備編」を幕張メッセで開催するBMWのイベントでプレゼントする。これだけでソフトウェアが利用できるが、これをBMWのショールームに持参すれば、来場記念品がさらにもらえるよう、ユーザーの導線を用意している。
また、自動車販売会社、生命保険会社、メディア(CD-R・DVD-R)製造会社、PC販売キャンペーンなどで、ノベルティとしての展開を考えているという。販売網としては、大型量販店だけでなく、コンビニ、書店、レンタルビデオ店、ネットカフェ、マンガ喫茶、大学生協、ビジネスホテル、ウィークリーマンションなどを検討しているとのことだ。