プリンストンテクノロジーはワンセグチューナー「PTV-DT1W」を発表した。発売は7月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は2万4,800円前後。

PCでも車内でも使用できるワンセグチューナー「PTV-DT1W」

PTV-DT1Wは、USBポートとRCA出力の2つを装備したワンセグチューナー。PCに接続してワンセグ放送を試聴することも、一般のビデオ入力端子のある機器に接続してワンセグ放送を試聴することも可能だ。

PTV-DT1Wでは、USB接続の場合、そのままUSBポートからの電源を使用する。RCA接続の場合には、RCAケーブルと一体となったシガーソケットアダプターから電源を取る。そのため、標準の状態では、PCに接続、あるいは車内で使用するというスタイルになる。

しかし、USBケーブルとRCA/シガーソケットアダプターケーブルとを同時に接続することはできない(この2つを接続するコネクタはそれぞれ別のものが用意されているのだが)。つまり、USBから電源を取って、RCAに出力するといったことはできない。ただし、同社が用意しているACアダプター「PIP-DC12」を使用することで、家などでもワンセグ放送を試聴することが可能になる。

機能面では、EPG/iEPG(Internetに接続されているPCで使用している場合)が利用可能。また、PCで使用している場合には、録画機能や、タイムシフト再生も可能だ。

本体にはロッドアンテナが装備されているが、高感度な外部アンテナも付属しており、電波の弱い場所での受信にもある程度対応する。

「PTV-DT1W」本体の操作ボタンは、メニューの表示や選択項目の決定に使う「メニューボタン」、チャンネルや選択項目切り替え用の「チャンネルボタン」が2つの合計3つだけというシンプルなもの。電源ON時にはLEDが点灯し、ボタンの文字が光るため、夜暗い車中などでも、ボタンがわかりやすい。

サイズは、幅69mm×高さ14mm×奥行き50mm、質量は30g。