シグマは、ガイドナンバー53の大光量を実現した各社一眼レフカメラ対応した外部ストロボ「エレクトロニック フラッシュ(ELECTRONIC FLASH) EF-530 DG SUPER/ST」を発表した。価格は高機能の「EF-530 DG SUPER」が53,000円(税別)、スタンダードな「EF-530 DG ST」37,000円(税別)。発売はキヤノン用が7月28日、ニコン用が8月10日、シグマ用が8月31日、パナソニック・ソニー用は未定となっている。
「EF-530 DG SUPER」と「EF-530 DG ST」の基本スペックは共通で、ガイドナンバーは53。バウンス角度は上・右方向が最大90°、左方向が最大180°、下方向が最高7°が可能になっている。TTL自動調光機能を搭載し、照射角を自動的にセットするオートズーム機能は24mmから105mまでの画角に対応。ワイドパネル使用時には17mmの画角をカバーする。
使用電源は、単3形電池(アルカリ / ニッカド / ニッケル水素)×4本。発光回数はアルカリ電池で約220回、その他で約100回。発光までの充電時間はアルカリ電池で約6秒、そのほかは約4秒となっている。
これらに加え、高機能な「EF-530 DG SUPER」では、モデリング発光、マルチパルス発光、TTLワイヤレスフラッシュ、FP発光(FP=ハイスピードシンクロ撮影)、後幕シンクロ、8段階に光量を補正できるマニュアル発光モード(EF-530 DG STは2段階)などの機能を備える。サイズは共通で77(W)×139(H)×117(D)mm、重量は「SUPER」が315g、「ST」が305gとなっている(電池別)。