ペンタックスは2月に発表したF2.8通しの超音波モーター搭載デジタル専用レンズ2本の発売日を発表した。DA★ 50-135mm F2.8ED [IF]SDMが7月27日、DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDMが8月11日、推定市場価格はともに12万6,000円前後。

DA★ 50-135mm F2.8ED [IF]SDMとDA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDMは、ともに高性能レンズである★(スター)シリーズで、防塵防滴構造を特徴とする。また、レンズ内のAF駆動用モーターに超音波モーターを搭載しK10Dでの使用時に利用できる。そのほかのカメラで使用した場合にはボディ内モーターによるAF駆動となる。AF合焦後にピントリングを回すことでマニュアルフォーカスに移行する「クイックシフト・フォーカス・システム」を搭載する。いずれも花形フードが付属する。

DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM

DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDMは35mm判換算24.5~76.5mm相当の画角を持つ3.1倍デジタル専用ズームレンズ。ED(特殊低分散)ガラス2枚と、AL(非球面)レンズ3枚を採用し、色収差と球面収差を除去したという。前玉前面に撥水・撥油製のある特殊コーティングを施して汚れがつきにくく落としやすくした。レンズ構成は12群15枚、最小絞りはF22、最短撮影距離は30cm、フィルター径はΦ77mm、本体サイズはΦ84×98.5mm、重さ565g。

DA★ 50-135mm F2.8ED [IF]SDM

DA★ 50-135mm F2.8ED [IF]SDMは、35mm判換算76~207mm相当の画角を持つ約2.7倍のデジタル専用望遠ズームレンズ。ED(特殊低分散)ガラスを3枚使用して色収差を排除し、解像感の高い画質と、色にじみのない色調が特徴としている。レンズ内面にゴーストの発生を抑えるコーティングを施したほか、前玉前面には撥水・撥油製のある特殊コーティングを施して汚れがつきにくく落としやすくした。レンズ構成は14群18枚、最小絞りはF22、最短撮影距離は1m、フィルター径はΦ67mm、本体サイズはΦ76.5×136mm、重さ685g。