韓流のトップスターらが一堂に会する「コリアドラマフェスティバル 2007」の開催を前に18日、都内で記者発表会が開かれた。発表会では、日本でも人気を博したテレビドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』でチェ尚宮役を演じたキョン・ミリが、広報大使として登場、フェスティバルの魅力などについて語った。
今年で2回目の開催となる「コリアドラマフェスティバル 2007」は、世界的なブームが続く「韓流」の原点ともなった「テレビドラマ」を軸に、国内外の韓流ファンや韓国のトップスター、ドラマ製作者などが一堂に会し、その魅力を広くアピールするとともに、ファンとの交流を図るというもの。9月5日から9日までの5日間、慶尚南道晋州市一帯を会場に実施される。放送局統合でドラマ俳優大賞を選ぶ韓国初の「2007 コリアドラマアワード」や明日の韓流スターを発掘する「第2回 次世代韓流スター選抜大会」、韓国を代表する俳優も参加する「アンドレ・キム ドラマファッションショー」など、韓国のテレビドラマを満喫できるプログラムが多数用意されている。
主催者であるコリアドラマフェスティバル組織委員会のカン・ヨンシク執行委員長は「豊かな自然と、1000年の歴史を持つ慶尚南道晋州市で、昨年を上回るイベントにするため準備を進めてまいりました。今回は、ドラマを通じてアジアが1つになるというテーマを掲げています。是非多くの日本人の方にご来場いただきたい」と挨拶した。なお、「日本からのツアーや、コリアドラマアワードに参加する韓流スターについては未定」(カン執行委員長)とのことだ。
記者会見では、同フェスティバルの広報大使の任命式も行われ、『宮廷女官 チャングムの誓い』のチェ尚宮役を演じたキョン・ミリが登場。艶やかなチマ・チョゴリ姿で現れたキョン・ミリは、チェ尚宮役について「最後まで悪人だと思わずに演じていました。番組の視聴率が上がるにつれて、チェ尚宮役が多くの方に憎まれるようになっていき、撮影中は憂鬱になることもありました。でも、もし同じドラマのオファーがあったとしても、私はまたチェ尚宮役をやりたい」とコメント。さらに「日本のファンの方々に応援していただき、いつも感謝しております。韓国のテレビドラマへの愛情と関心が私たちのドラマ製作の熱意につながっております。今後とも応援よろしくお願いします」と話した。