デノンはホームシアターシステム向けのスピーカー「7L2」シリーズと、AVラックを発表した。発売は、8月下旬を予定している。種類、価格などは表の通り。
種類 | 型名 | 価格 |
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フロア型スピーカー | SC-T7L2 | 11万3,400円(2台1組) |
ブックシェルフ型スピーカー | SC-A7L2 | 2万1,000円(1台) |
センタースピーカー | SC-C7L2 | 3万4,650円(1台) |
サブウーファー | DSW-7L2 | 5万7,750(1台) |
AVラック | ARC-700L | 9万9,750円 |
7Lシリーズは、楽器の持つ質感や響きをデザイン、そしてサウンドで再現することを目指したシアター用のスピーカー。独特なフォルムのキャビネットは、MDF材の曲げ加工により形作られている。旧モデルではフロア型とブックシェルフ型、センタースピーカー、サブウーファーと、専用ラックがラインナップされていたが、新モデルでもそのラインナップに変更はない。
新モデルの特長となっているのが、8cm D.D.L.コーンウーファーユニットの採用(サブウーファーには13cm D.D.L.コーンウーファーユニットを採用)。また、SC-T7L2 / SC-C7L2 / DSW-7L2では、このD.D.L.コーンウーファーユニットが「P.P.D.D.」(Push-Pull Dual Driver)方式で配置されている。P.P.D.P方式は、2台のウーファーユニットを並列、あるいは前後に配置することで歪みを打ち消すと同時に低域のパワーをアップ。小口径のスピーカーでも低域の再現性を向上させる技術。
従来はスピーカーとラックのすべてのモデルで、黒 / 木目 / 白の3色が選択できていたのが、新モデルのAVラックはシルバーのみとなっている。また、旧モデルでは、木目のみ、ほかの2色よりも価格が高く設定されていたが、新モデルでは、全色同価格となった。また、ブックシェルフスピーカーSC-AL2以外は、価格が下げられている。
SC-T7L2 | SC-A7L2 | SC-C7L2 | |
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再生周波数範囲 | 40Hz~90kHz | 80Hz~90kHz | 55Hz~90kHz |
最大許容入力 | 80W(JEITA)/160W(PEAK) | 60W(JEITA)/120W(PEAK) | 60W(JEITA)/120W(PEAK) |
サイズ | 280(W) 1208(H) 270(D)mm | 85(W) 180(H) 179(D)mm | 450(W) 85(H) 179(D)mm |
質量 | 6.5kg | 1.3kg | 2.2kg |
DSW-7L2 | |
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アンプ部最大出力 | 110W(PEAK) |
周波数帯域 | 30Hz~200Hz |
サイズ | 220(W) 510(H) 380(D)mm |
質量 | 11.4kg |
ARC-700L | |
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耐過重 | 天板60kg / 棚板30kg / 底板40kg |
サイズ | 1200(W) 400(H) 450(D)mm |
質量 | 70kg |