マウスコンピューターは、同社のゲーマー向けブランド「G-Tune」において、7月17日に発表されたFSB 1333MHz、動作クロック3.0GHzのIntel Core 2 Duo E6850を搭載したハイエンドデスクトップ「MASTERPIECE V720S1」、および「MASTERPIECEV 720SV1」を発表した。発売は7月23日に開始される。価格はそれぞれ19万9,920円、21万9,870円。
MASTERPIECE V720S1とMASTERPIECEV 720SV1の最大の特徴は、Core 2 Duoプロセッサーにおいて最高動作クロックとなる3GHzの実現にくわえ、FSBを 1333MHzにまで引き上げた最新のIntel Core 2 Duo E6850を搭載している点だ。さらに、グラフィックスカードとしてコストパフォーマンスに優れたDirectX 10対応のNVIDIA GeForce 8800 GTS/320MBが採用され、高いパフォーマンスが要求される3Dグラフィックス処理やゲームプレイが快適に動作する。ただし、DirectX 10が動作するのはWindows Vistaインストールモデルのみで、Windows XPインストールモデルでは利用できない。
また、大口径のファンを低回転で駆動させることによりノイズの原因となる風切り音を抑制して静音性を高めたほか、大容量電源を搭載して静音性と安定性を両立させている。
ハードウェアの仕様は共通で、チップセットはNVIDIA nForce 680i-LT SLIが採用され、メモリは2GB容量のPC2-6400 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大2GB)が搭載されている。ハードディスクドライブは7,200回転の500GB SATAII HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブを備える。その他の機能は、10in1マルチカードリーダー付きフロッピードライブ、Intel HDオーディオ、ギガビットLAN、IEEE1394など。両モデルの違いはOSのみで、MASTERPIECE V720S1はWindows XP Home Edition、MASTERPIECE V720SV1はWindows Vista Ultimateが搭載される。
いずれもモニターはオプションで、Microsoftマルチメディアキーボード(ブラック)とLogicool G5 Laser Mouseが同梱される。また、1年間の24時間365日無償電話サポートが付属する。