ブエナ ビスタ ホーム エンタ-テイメントは、10月31日にDVD『ジャングル・ブック プラチナ・エディション』を発売する。特典映像として付くストーリーブックの朗読を森光子が務めることになり12日、東京・一口坂スタジオで朗読の収録が行われた。

同作は、1967年に公開されたアニメーション映画で、ウォルト・ディズニー自らが最後に手がけた作品。赤ん坊の頃からジャングルでオオカミに育てられた少年が、さまざまな動物たちとの交流や友情を通して成長し、人間の世界に戻るまでを描くアドベンチャーだ。

ストーリーブックは、絵本と映像を融合した子供向けの特典。森が、穏やかな口調で語りかける

朗読の収録に臨んだ森は、「人間の世界に戻ってきた少年を迎えた少女の表情やしぐさが、とても素敵で色気があるのが印象的でした。勉強になります(笑)」とPR。また、ディズニー製作40周年について訊かれると「ディズニー映画との出会いは、戦争中(第二次世界大戦)の昭和18年でした。兵士の慰問でシンガポールを訪れた時に『ダンボ』と『ファンタジア』を見ましたが、それはもうキャラクターが素敵で、映像が美しくて。その時に思いましたね、こんな素敵な作品を作る国と戦争しても勝てるわけがないと。それだけショックでした」とコメント。そして、「この作品を見て、平和の大切さを感じてほしいですね」と訴えた。

『ジャングル・ブック プラチナ・エディション』
販売価格・3,990円
(C)Disney