音楽祭を柱とした文化芸術祭典「軽井沢八月祭」が8月20日から、長野県軽井沢町を中心に開かれる。初開催となる同祭には、国内外から約70人の音楽家が集結。軽井沢大賀ホールを主会場に、軽井沢や御代田町の美術館やホテルなど30以上の会場で、延べ200を超えるコンサートが予定されている。イベント開催期間は26日までの7日間。
同祭は、ソニー音楽芸術振興会理事長の大賀典雄氏が「軽井沢が、音楽面でオーストリアのザルツブルクやスイスのルツェルンのような町になってほしい」という願いから、発起人として名乗りを上げたことで、実現したという。
8月20日は、軽井沢大賀ホールにて若手演奏家たちによるマラソン・コンサート「軽井沢八月祭フェローシップ・プログラム」を実施。21日には0歳から参加可能な「Concert for KIDS小松亮太の0才からのタ・ン・ゴ」(大人:1,500円、子供1,000円)を開く。22日、23日は、1公演60分の演奏会が1日につき5回楽しめるようになっており、24日は「ALL DAY PIANO 鍵盤で聴く音楽史」と題してピアノやチェンバロの音色を楽しめる10公演が予定されている。
出演は小菅優(ピアノ)やマルクス・パヴリック(ピアノ)、村治佳織(ギター)、前橋汀子(ヴァイオリン)、佐藤美枝子(ソプラノ)、ミケランジェロ弦楽四重奏団など。リサイタルの公演チケットは1,000円~1,700円(環境基金200円を含む)。また、様々な施設や店舗で特典やサービスを受けることができる公式パス「軽井沢八月祭パス」(1枚200円)を5万枚限定で発行する。限定パスについては公式ウェブサイトでも紹介している。