米Microsoftは7月11日 (現地時間)、セキュリティ・スィート「Windows Live OneCare」のバージョン2.0のベータ版をリリースした。同社のWebサイトでユーザー登録をすれば入手できる。
Live OneCareチームのリサーチによると、PCを活用している一般家庭では約2.5台のPCを所有しているそうだ。Live OneCareのバージョン2では、ホームネットワークを導入している今日の典型的な家庭を想定した強化が行われている。まず1つのナビゲーション・バーからホームネットワークに接続する複数のPCの安全性を監視し、管理することが可能になった。それらのPCの問題解決もワンクリックで実行できる。バックアップ機能では、複数のPCの管理を1つのOneCareサブスクリプションにまとめられるほか、Windows Live Foldersに写真を保存する機能が追加されている。メンテナンス機能では、ほとんど使用しないアプリケーションをスタートメニューから取り除いてPCの起動時間を短縮できる。また特定のコンフィギュレーションを常にモニターし、プロアクティブな修正の実行、従来よりも効果的な改善策の提案を行うという。このほか、プリンター共有のサポート、管理している全てのPCに関するレポート提供などを備える。