ローソンは、有名ラーメン店の店主が考案したオリジナル冷し麺の第1弾商品「せがた屋 柚子と煮干しの冷しラーメン」を発売した。第2弾は31日発売の「つじ田 野菜とカレーの冷しラーメン」、第3弾は8月28日発売「鏡花 からめ麺(仮称)」となっている。販売は関東地区のローソン店舗(1都6県)限定。
3商品は、発売に際してそれぞれのラーメン店店主が新たに開発しているのが特徴。魚系スープを使った醤油ラーメンが特徴の「せたが屋」(本店は東京・駒沢)、豚骨と鶏ガラの白湯に魚介だしを加えたスープが人気という「二代目 つじ田」(東京・小川町)、"華厳の滝"と呼ばれる独特の湯切り法が話題の「鏡花」(東京・立川)といった3店舗の選定には、「日本一ラーメンを食べた男」と呼ばれるラーメン評論家・大崎裕史氏も参加している。
すでに発売となっている「せがた屋 柚子と煮干しの冷しラーメン」(495円)はせたが屋監修で、同店おなじみの鶏チャーシューと魚介系スープに、柚子の風味をきかせた商品。二代目 つじ田監修の「つじ田 野菜とカレーの冷しラーメン」(495円)には、レタスと玉ネギを使い、カレー味の豚挽肉を加えている。「鏡花 からめ麺(仮称)」(470円)は鏡花監修。辛味をきかせた肉そぼろを使い、柚子七味を添えた。
ターゲットは若年層とのことで、同社によると、「ラーメンは、そばやうどんに比べて若者に人気です。特に有名ラーメン店に行列をつくるのは20~30代の男性が多いことから、若年層にターゲットを絞りました」。価格も若い層を意識し、500円以下に設定している。3商品は各ラーメン店でも販売される予定だ。