聯想集団(Lenovo)はこのほど、国家体育委員会、中華全国体育総会と共同で「2007聯想国際電子競技錦標賽 (International Electronic Sports Tournament 2007、以下「IEST2007」と略)」を開催すると発表した。
聯想IESTは、昨年旗揚げされた中国初の国際的な電子スポーツブランドだ。聯想IEST2006は、参加選手数と賞金額で最多であるなど、中国における「eスポーツ」の普及を促進してきた。聯想IEST2007の主旨は、聯想のデジタル技術力と国家体育委員会の組織力を発揮し、eスポーツの愛好家に舞台を提供すること。6月27日から公式HPで参加希望者のオンライン申込みが始まっている。
中華全国体育総会名誉委員の何慧嫻氏は、「聯想IESTは、わが国におけるeスポーツの発展と普及に大きく寄与してきた。当会は聯想集団と協力し、聯想IESTを素晴らしいスポーツイベントに育てていく」と高く評価、今後も聯想と協力する姿勢を強調した。
聯想集団副総裁兼大中華区総裁の陳紹鵬氏は、「聯想IEST2006の成功を踏まえ、国際オリンピック委員会パートナー、2008年北京五輪聖火リレーパートナーとしての立場と資源を活用しつつ、国家体育委員会と共同で、聯想IEST2007の規模とレベルを高め、聯想IESTをeスポーツのオリンピックに育て上げる」と、自信のほどを示した。
聯想集団はIEST2007のトップ10入賞選手を、「聯想2008五輪聖火走者」として北京五輪組織委員会に推薦する。10人の選手は北京五輪組織委員会の承認を経て、正式に聖火走者となる。これもまた、聯想IEST2007のセールスポイントだ。
聯想集団はIEST2007に、業界で高評価を受けている聯想「鋒行」シリーズを提供している。聯想IEST2007の開催が中国における電子スポーツの発展と産業化にとって重要な意義を持つと分析する業界筋もいる。