東芝は4日、先月発表した12.1型WXGAノートPC「dynabook SS RX1」のラインナップに、WEBオリジナルモデルの「dynabook SS RX1/W7A」を追加、販売を開始した。店頭モデルからは、CPUやHDDが強化されているのが特徴。価格は27万9,800円から。

WEBオリジナルモデル「dynabook SS RX1/W7A」

「dynabook SS RX1」は、半透過型の12.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモバイルノート。半透過型液晶は、外光を反射させてディスプレイに表示することもできるので、屋外でも見やすいのが特徴とされる。バックライトをオフにすることで、バッテリを節約することも可能だ。

新モデルのW7AはWEB販売限定の製品となっており、CPUは店頭モデルのCore 2 Duo U7500(1.06GHz)から、同U7600(1.20GHz)へと強化。そのほか、HDD容量を120GBに増やしたり、Bluetoothを搭載するなどの変更が行われている。CPUを強化しつつ、バッテリ駆動時間は従来(T7A/S7A)と同じ約11時間を確保した。

店頭モデルとの比較
モデル名 W7A T9A T7A S7A
CPU U7600 U7500
HDD容量 120GB 64GB SSD 80GB
DVDドライブ 内蔵 なし

W7Aには4モデルが用意されており、価格はメモリ1GBモデルが27万9,800円、同2GBモデルが29万4,800円、Microsoft Office Personal 2007 with Microsoft Office PowerPoint 2007プリインストールモデル(メモリ1GB)が30万9,800円、同(2GB)が32万4,800円。東芝ダイレクトPC by Shop1048からの購入が可能となっている。

主な仕様
CPU Intel Core 2 Duo U7600
チップセット Intel 945GMS Express
メモリ PC2-5300 1GB/2GB(ただしPC2-4200仕様で動作)
HDD SATA 120GB(5,400rpm)
ディスプレイ 12.1型ワイド(WXGA) 半透過型TFT
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
有線LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T
無線LAN IEEE802.11a/b/g準拠
Bluetooth Bluetooth Ver2.0+EDR準拠
インタフェース RGB、USB2.0×3、i.LINK(IEEE1394)、SDカード、PCカード等
大きさ 約283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm
重量 1084g(バッテリパック5800装着時)
OS Windows Vista Business