フォルクスワーゲンAGは、新型SUV(スポーツユーティリティビークル)の「ティグアン(Tiguan)」の写真を始めて公開した。実車は9月に行われる「IAAフランクフルトモーターショー」で一般に向けて公開される予定。

ティグアン スタイリングイメージ

公開された「ティグアン」は、トゥアレグに次ぐフォルクスワーゲンで第2のSUV車。搭載されるのは3種類のTSI(ターボチャージャー+スーパーチャージャー+直噴のガソリンエンジン)と、2種類のTDI(直噴ディーゼル・ターボエンジン)が搭載される。

特にコモンレール直噴テクノロジーに裏打ちされたDTIは、静音性に優れたユニットになっているという。最高出力は103kW(140ps)/4,500rpmと125kW(170ps)/4,500rpm、最大トルクは320Nm/1,750rpm、およびと350Nm/750rpm。両エンジンともに2009年の施行が予定されるEuro-5排ガス基準に対応している。

TSIエンジンは最高出力110kW(150ps)、125kW(170ps)、147kW(200ps)の3種となり、150psと170psバージョンは、新たにフォルクスワーゲンのエンジンラインナップに加わったもの。最大トルクは150psバージョンのTSIは240Nm/1,750rpm、170PSと200PSバージョンは280Nm/1,800rpmとなっている。

先行情報サイト「ディグアン ベース」では、同車の映像を見ることができる。また、上記のエンジンスペックは欧州でのものであり、各諸元や日本での発売などについては公表されていない。

ティグアン スタイリングイメージ

ティグアン メインインパネ

ティグアン ラゲージルーム