ヤマハ発動機は、シティユースでの高い利便性と斬新なデザインを両立させた電動アシストサイクルの新製品として「PAS CITY-X リチウム」を発売する。また、従来からの「PAS CITY-C リチウム」「PAS コンパクト リチウム」には新機能「オートエコモード プラス」などを採用した。発売は2007年7月6日より。
ヤマハの電動アシストサイクルは、1993年の初代ヤマハPAS登場以来、PASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、年々商品の熟成を重ねてきた。従来、幼児の送り迎えなどの主婦層や年配者が需要の中核をなしていた電動アシストサイクル市場だが、現在は通勤・通学などに使用する若年層や男性の需要も増加傾向にある。なかでも、デザイン性を重視した「PAS CITYシリーズ」は、電動アシストサイクルとしての"パワフル感"と"デザイン性"を兼ね備えたモデルとして高い支持を得ている。
今回発売される「PAS CITY-X リチウム」は、30歳~40歳代男性をターゲットとしたモデル。優れた走行性能はそのままに、高品位で深みのある塗装、ワイヤーハ-ネス類をフレームに内蔵するなど、細部まで質感にこだわっている。機能的には、シティユースでの扱いやすさ、乗りやすさを重視した軽量コンパクトな車体や、こぐ力に合わせアシスト力を自動で3段階(強/中/弱、もしくは切)に切り替え、なめらかでパワフルな走行を実現する「オートエコモード プラス」が採用された。希望小売価格は10万2,800円(バッテリー、専用充電器含む)。
「PAS CITY-C リチウム」と「PAS コンパクト リチウム」は、高まりつつある小径自転車ニーズに応えたもので、"軽くてコンパクト、扱いやすく、しっかり走るモデル"として支持を得ていた。今回発売される2007モデルでは「オートエコモード プラス」を採用。また「PAS CITY-C リチウム」は新色の「Sベージュ」が追加された。価格は両モデルとも9万9,800円(バッテリー、専用充電器含む)。