ASRockは、ATI Radeon Xpress 1250+SB600グラフィック統合チップセットを搭載したLGA775対応マイクロATXマザーボード「4Core1333-FullHD」を発表した。
4Core1333-FullHDは、製品名のとおり、クアッドコアのCore 2 Quad、FSBが1333MHzまで引き上げられた次期Core CPU、そしてRadeon Xpress 1250によるHDCPに対応したHDMI出力をサポートした製品。HDMI出力は、マザーボードのDVI端子からDVI-to-HDMI変換コネクタを用いて出力可能としている。また、HDCP対応HDMI出力に対応することで次世代DVDの視聴・再生も可能とされる。
LGA775に対応したRadeon Xpress 1250マザー「4Core1333-FullHD」 |
DVI-to-HDMIアダプタにてHDMI出力に対応している |
対応FSBは533/800/1066/1333MHzで、Core 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 DuoからPentium 4、Celeron Dまで幅広く対応する。メモリは4スロットでDDR2-800/667/533に対応し最大8GBまで。拡張スロットはPCI Express x16×1本、x1×1本、そしてPCI×2本。そのほか4ポートのRAID対応SATA、8chオーディオ機能、ギガビットイーサネット、IEEE1394等も搭載する。
なお、Intel G33チップセットのリファレンスマザーボードとのベンチマーク比較も公表されている。それによると、FSBが1333MHzとされる未発表のCore 2 Duo E6850を用いたテストにおいて、3DMark05/06、Winstone、Cinebench、Quake3、Sandra 2007で4Core1333-FullHDの方が良好なスコアを示している。一例を挙げると3DMark05が1765対982、3DMark06が539対342、Quake3が454.1対296.8。ただし、Cinebenchのスコアの詳細を見ると、全てのテストでG33を上回るというわけではないようだ。