日本AMDは30日(土)、カフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて、「エクスペリエンス・ザ・2K」と題したユーザーイベントを開催した。
店内には、AMD製プロセッサを搭載したゲーマー向けのショップブランドPCを5台、最新ゲーム「Microsoft Shadowrun」「Microsoft Halo 2」がインストールされた状態で展示。うち3台は「Eスポーツスタジアム」推奨スペックに準じた製品。それぞれがLANで繋がっており自由に対戦プレイが楽しめ、ちょっとしたゲーム大会として盛り上がっていた。そのほかSapphireやPowerColor製のRadeon HD 2000シリーズグラフィックスカード、玄人志向からは製品登場の予告看板、ThermalTake製のDTX / Mini-DTX / Mini-ITX対応ケースの展示など。店内奥にはプレゼンテーションスペースが設けられ、Radeon HD 2000シリーズおよびAthlon X2 BEシリーズの紹介が行われた。
ThermaltakeのDTX / mini-DTX / mini-ITX対応ケース。フロントにはLCDを備えるHTPC向け |
SFX電源と5インチ光学ドライブ、3.5インチHDDに2本の拡張スロットという構成 |
ちょうど秋葉原でもRadeon HD 2000シリーズが発売になった直後であり、ユーザーの注目度は高い。多くのユーザーが押しかけたRadeon HD 2000シリーズ紹介のプレゼンテーションでは、Radeon HD 2000シリーズの特徴を「第二世代ユニファイドシェーダー」「DirectX 10完全対応」「最新のグラフィック技術フル装備」の3点に絞ってそれぞれイラストなどを用いてわかりやすく解説した。DirectX 10対応のベンチマークソフト「Call of Juarez DirectX 10 Benchmark」によるリアルな次世代3D描画シーンも披露。加えてUVDやオンチップサウンドエンジンなどHD映像再生やHDMIに向けた機能もしっかりと紹介。AMDからのオススメは、ユーザー層別に3DやるならRadeon HD 2900、ビデオ観るならUVD機能を搭載したRadeon HD 2600/2400とのこと。
Athlon X2 BEシリーズのプレゼンテーションでは、45Wという低TDPをアピールするため、デモ機はAlbatronの「KI690-AM2」にAthlon X2 BE-2350を組み合わせたものを使用。アイドル時40W前後、Cinebench実行時72W前後という、CPU+プラットフォーム(AMD 690G)での低消費電力を実演してみせた。