一時的に閉店となっていた午後5時の時点では、小さなショップにもかかわらず100m以上の行列ができていた。しかし、午後6時にAT&T店舗が再度オープンして、iPhoneの販売が開始されると、購入希望者の行列はどんどんとさばけていった。これは、一般的な携帯電話と違ってiPhone購入時に回線開通などのアクティベーションが必要なく、単なる事務手続きのみで済んだという点が大きい。1人当りの所要時間は約5~6分と短時間で終わっていたため、処理が早く進んでいた。
AT&Tの店舗スタッフによると、初日は85台(4GBモデルおよび8GBモデルそれぞれ半分ずつ)を用意したとのことで、各人1台の購入が可能との説明が行われていた。取材班が到着したころには、すでに行列前方に40人以上が並んでいた状況で、8GBモデルの入手は不可能とあきらめていたが、無事に8GBモデルを購入できた(ほとんど最後だった模様)。
店舗内の様子はセキュリティの関係で撮影不可。行列先頭に並んだ最初の購入者は、出てきた瞬間、待機中のお客に質問攻めにあっていたため、こちらも撮影は無理であった。
発売開始直前の行列 |
iPhone発売の午後6時が近づくにつれ、並んでいる客の様子はどんどん浮足立ってきている。写真は、あと20分で発売開始というタイミングで撮影したもの |
取材および撮影: Twin Communications of America, Inc.