カシオ計算機はエクスワードシリーズの電子辞書「XD-SW6000」を発表した。発売は7月25日で、価格は5万4,600円。

崩し字などの書き順も覚えられる電子辞書「XD-SW6000」

XD-SW6000は、東京書道教育会の発行する「筆順大字典」を収録した電子辞書。楷書・行書・草書(各2,700文字)の字形と筆順が収録されており、行書・草書の崩し字も各1,945文字収録されている。

筆順は、文字の1画1画に数字が振られている「追い番号方式」で表示。画面上の文字を数字の順になぞることで、筆順を覚えていくことが可能だ。

筆順だけでなく「広辞苑 第5版」「明鏡国語辞典」「日本語大シソーラス類語検索大辞典」「問題な日本語」「明鏡日本語クイズ300」といった日本語系コンテンツを充実。34種類を収録している。漢和辞典では、JIS第4水準までの漢字13,255文字が収録されている。もちろん、読み方のわからない文字を検索するための手書きパネルも装備。

また、「ジーニアス英和辞典」、英語類語辞典、「プログレッシブ英語中辞典」「カタカナで引くスペリング辞典」などの英語系コンテンツも6種類収録。業界最多の約85,000語の英単語ネイティブ発音も収録している。さらに、「百科事典 マイペディア」を初めとするその他のコンテンツも10種類収録。

画面は、480×320画素の5.0型液晶。内蔵メモリーは50MBで、SDメモリーカードスロットも装備する。電源は単4電池×2で、画面を表示した状態で約130時間、入力や検索、訳の表示、スピーカー出力などを繰り返した場合、約60時間の連続使用が可能だ。

また、落下・加圧・振動などの衝撃を軽減する堅牢設計「タフコット」を採用。サイズは、145.5(W)×101.3(D)×17.2(H)mm、質量は約285gとなっている。