近畿日本ツ-リスト(以下KNT)は28日、江戸文化歴史検定協会と江戸東京博物館、はとバスの協力を得て、「はとバスで行く!江戸文化歴史検定試験対策バスツアー(模擬試験付)」を企画し、募集を開始した。

はとバスで行く! 江戸文化歴史検定試験対策バスツアー(模擬試験付)の公式サイトトップ画面

ツアーは、現・港区芝の増上寺(徳川家の菩提寺)をはじめ、現・千代田区の北桔橋門や松之大廊下跡、神田明神(江戸総鎮守、銭形平次の舞台)など、江戸の歴史を紐解く上で欠かせない場所を訪ね、楽しく江戸文化・歴史を学習することを目的としている。また、最終見学地の江戸東京博物館では、江戸文化歴史検定協会作成のオリジナル問題による模擬試験と、質疑応答を実施する予定だ。

2006年度の「第1回 江戸文化歴史検定」は、全国46都道府県から集った1万名超が受検。受検者は9歳から89歳までと老若男女さまざまで、会場には着物姿の若い女性や法被姿の男性も見られた。

2006年11月3日に実施された「第1回 江戸文化歴史検定」の受験風景。なお、2007年度は11月4日に実施される

このツアーを実施するきっかけとなったのは、あるKNT社員の実体験。第1回の検定受検者の一人だった社員が試験に備えて勉強中、縁のある場所に実際に行ってみたくなったが「自分で行くと、交通費も結構かかるし、見所を一度に回るのは大変だ」「専門家のガイドも聞いてみたい」と思ったことから、今回の企画が実現した。

実施日は、8月11日~16日(全て日帰り)。発着地は、東京鍛冶橋駐車場に9時集合、両国江戸東京博物館にて17時30分頃に解散する。募集人員は、最少催行人員は各班60名、各回200名としている。昼食1回がついて旅行代金は、一人9,800円(模擬試験代を含む)。申込締切日は、7月27日(定員になり次第締切)となっている。