毎日コミュニケーションズは29日、世界遺産の登録地を線画にした塗り絵本「世界遺産 塗り絵」を発売する。価格は998円。
本書は、現代色鉛筆画協会の飯野鐵郎会長をはじめとする色鉛筆画家による描画見本と、世界遺産の登録地を線画にした塗り絵(12点)、塗り方の解説コーナーから構成されている。塗り絵は、白川郷と五箇山の合掌造り集落(日本)やメンフィスのピラミッド地帯(エジプト)といった世界遺産登録地が題材となっている。
また、監修も務めたカラーセラピストの泉智子さんによる「ワンポイントカラーセラピー」も掲載。このコーナーでは、それぞれの塗り絵に登場する色のヒーリング効果が紹介されている。同社の担当編集者は「パートナーシップに調和をもたらしたり、幸福感を高めてくれる色を紹介しているので、その日の気分などに合わせて塗り絵を楽しんでほしい」と話している。
本書の塗り絵は色鉛筆など比較的安価な画材で塗れるため、気軽に取り組めるといえよう。「なかには細かく塗っていく必要のある絵もありますが、時間を忘れてコツコツと取り組んでいくうちに自然に集中力があがり、ストレスも解消されると思います」(同社)としている。
塗り絵(中国の黄山)の見本と塗り絵、描画手順(サンプル)はこちら