米Appleは、iPodやiPhoneなどのポータブルデバイスに、盗難による不正利用などを防止する新充電機能を追加する技術開発を進めており、米特許商標庁(USPTO: United States Patent and Trademark Office)に、同システムの特許(No. 20070138999)を申請した。

「PROTECTING ELECTRONIC DEVICES FROM EXTENDED UNAUTHORIZED USE」として提出された特許申請ドキュメントによれば、同技術が搭載されるポータブルデバイスは、一定の利用時間を経過したり、指定した利用エリア外に持ち出されたり、PCと接続したり、充電を行ったりする際に、認証コードの入力を要求。認証に失敗すると、充電機能を強制的に停止させる。

認証に成功しなければ、そのポータブルデバイスは再び充電できない仕組みになっており、盗難に遭っても、バッテリがゼロになれば全く利用不可となるようだ。