ソニースタイル・ジャパンは、PCに録画したテレビ番組などの動画を、PSP(プレイステーション・ポータブル)や携帯電話などで閲覧できる形式に変換する「Image Converter 3 ver.3.1」を7月19日から発売する。Windows XP Media Center EditionやWindows VistaのMedia Center機能で録画した番組の自動変換に対応したほか、PSP向けでより高画質なファイル変換が可能になった。価格は2,100円。

従来のImage Converterの自動変換機能は、ソニー製PC「VAIO」シリーズに搭載された「DoVAIO」「Giga Pocket」で録画したテレビ番組しか対応していなかったが、新たにWindowsのMedia Centerで録画したテレビ番組をサポート。Media Centerで録画した番組を自動的に変換してくれるようになった。

対応するファイル形式はAVI、MPEG-1 / 2 / 4、QuickTime、WMV、DVD-MS、DoVAIO / Giga Pocketでの録画ファイルで、BMP / JPEG / GIF / PGP / PNG / TIFFの各静止画も対応する。

出力できるファイル形式はメモリースティックビデオフォーマットとしてMPEG-4 シンプルプロファイル、H.264/MPEG-4 AVC ベースラインプロファイル、H.264/MPEG-4 AVC メインプロファイル、静止画はJPEG。

出力時、PSPの液晶解像度と同じ480×270ピクセルでの出力をサポート。さらに720×480ピクセルという解像度の動画に変換可能で、より高画質なファイル変換ができるようになった。

また、HDV方式のハイビジョンハンディカムで撮影した動画であれば、カメラ付属の「Picture Motion Browser」で映像をPCに取り込み、ファイル変換をしてPSPなどで視聴できる。